偽性女性化乳房の原因は肥満、真性女性化乳房は様々な原因があります。
正常な男性でも微量の女性ホルモンが分泌されますが、通常は肝臓で分解されています。 しかし肝機能が低下すると女性ホルモンが十分に分解されないために女性化乳房が発症することがあります
思春期や更年期には、ホルモンバランスが乱れて男性でも女性ホルモンが多く分泌されることがあり、 女性化乳房になることがあります。
下記のお薬は、副作用として女性化乳房が起こる可能性があることが知られています。
お薬が原因の場合は、お薬を中止すると数ヶ月で女性化乳房が治ることがあります。
ただしもとの病気の治療上、お薬を中止できない場合があるので、自己判断で勝手に中止せず、必ず主治医にご相談ください。
ガスター、タガメット、シメチジン、ドグマチール
ジゴキシン
イソニアジド
グリセオフルビン
オキサトミド
フェニトイン、カルバマゼピン
ナウゼリン、プリンペラン
デパス
ドグマチール
プロスタール、プロステチン
プロペシア
睾丸、下垂体、副腎、甲状腺などの病気にともなって女性化乳房になることがあります。
真性女性化乳房の原因で最も多いのが、これといって原因が見当たらない特発性女性化乳房です。