男性の胸の膨らみ「女性化乳房」の修正手術・治療は銀座・大阪の専門院で

女性化乳房の修正手術・治療|医療法人美幸会


 

女性化乳房とは・・・男性の胸がまるで女性のバストのように膨れる症状です。

正常な男性の胸は胸筋(胸の筋肉)の上に少量の皮下脂肪があり、その上に皮膚があるだけなので膨らみがなく平坦です。
乳首・乳輪のすぐ下には男性でも乳腺組織がありますが、小さいために指でつまんでも良く分からない程度のもので、乳汁(おっぱい)を作る機能はありません。

ところが男性の胸が、まるで女性のバストのように膨れてくる場合があります。このような症状を女性化乳房と言います。
女性化乳房には、偽性女性化乳房(ニセモノ)と、真性女性化乳房(ホンモノ)の2種類があります。

偽性女性化乳房(ニセモノ)と真性女性化乳房(ホンモノ)

偽性女性化乳房は、太って胸の皮下脂肪が増えた状態、女性のように胸が膨らんでしまった症状です。
太って胸の皮下脂肪が一旦増加すると、その後に痩せても胸の脂肪だけは減らずに膨れたままのことが珍しくありません。

一方の真性女性化乳房は、本物の女性のバストと同じように乳腺が発達した状態(乳腺肥大症)です。
乳腺の周りには皮下脂肪も増加しています。

偽性女性化乳房と真性女性化乳房のイメージイラスト

女性化乳房の原因

偽性女性化乳房の原因は肥満による皮下脂肪の沈着です。
一方、真性女性化乳房は下記のような様々な原因があり、そのうち最も多い原因は、はっきりした原因が特定されない特発性の女性化乳房です。

1.特発性(はっきりした原因が特定されない)
2.肝機能の低下による女性ホルモンの増加
3.思春期のホルモンバランスの乱れ
4.薬物摂取の副作用

  • 1)高血圧治療薬・・・アダラート、ニフェジピン、カルスロット、レセルピン、メチルドーパ、アルダクトンA、
    スピロノラクトン、セララ
  • 2)胃潰瘍、胃炎治療薬・・・ガスター、タガメット、シメチジン、ドグマチール
  • 3)強心薬・・・ジゴキシン
  • 4)結核治療薬・・・イソニアジド
  • 5)水虫治療薬・・・グリセオフルビン
  • 6)抗アレルギー薬・・・オキサトミド
  • 7)けいれん・てんかん治療薬・・・フェニトイン、カルバマゼピン
  • 8)吐き気止め・・・ナウゼリン、プリンペラン
  • 9)精神安定剤・・・デパス
  • 10)抗うつ薬・・・ドグマチール
  • 11)前立腺治療薬・・・プロスタール、プロステチン
  • 12)育毛剤・・・プロペシア

5.内分泌疾患・・・睾丸、下垂体、副腎、甲状腺の疾患

女性化乳房の治療

女性化乳房は男性にとってコンプレックスになる場合がありますが、女性化乳房自体が必ずしも病気とは言えないため、治療するかどうかはご本人の意思によるものです。

治療方法は、偽性女性化乳房では胸の脂肪吸引です。
真性女性化乳房では乳腺を切除し、脂肪も多い場合はさらに脂肪吸引します。

女性化乳房の治療イメージイラスト

女性化乳房手術の修正

過去に女性化乳房の手術を受けたが、左右のバランスが合わない、膨らみが残っている、傷痕が目立つなどの症状がある場合、修正手術の対象となります。
当院では女性化乳房の修正手術も行っております。

ご不明な点、ご不安な点があれば、お電話やメールで遠慮なくご相談ください。




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